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一年前〈つづき〉

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緊張感ありありのプレッシャーをかけてくる厳しい先生を前に、goriは言葉を失ってしまいました。必死に伝えようとしてるのに、先生は待ってくれません。(家では必要なことはしべっていましたけど)

そして、言葉が言えなくて泣いてしまうのです。あるいは わめく・・あばれる。詳しくはメインHPにだらだらと書いてます。

学校から帰ってきたある日、goriが

「ママ、僕 困ってるんだよ、どうしたらいいんだ~」とうつむいて言う。

「どうしたの?」私

「先生が○ちゃんのほっぺ、つねるんだよ、僕 辛いよ・・・」

「どんな時にするの?」私

「ぬり絵やりたいって、先生の言うこと聞かないから、つねられるんだよ。○ちゃんが言うこと聞くまで、これでもか、これでもか、って何回もつねるんだ。それで○ちゃんを引きずって廊下に出すんだ」

え~マジ??本当にびっくりしました。goriは言語性IQは正常の範囲内に入り、状況説明などはかなりしっかりと語ります。うそをつく必要もありません。

私は○ちゃんのお母さんに伝えて、本人に聞いてもらうと、ずーと前からつねられている。と言うのです。でも、この状況も見て語れるのはgoriだけ。大人は誰も見ていません。○ちゃんのお母さんは怖くて先生には言えない。と言う。(何をされるか分からないから)

私はこのままの状況が続くのは、許せなかったのですが、直接先生に言っても「そんなことはしていない」と言われてしまえば終わりです。なので、私達が先生の体罰を知っていると先生に気づかせれば抑止になるわけで、数種の相談機関に教室を見に行ってもらいました。(周りの動きの変化に先生もマズイと思うだろう作戦)

先生一人と障害児だけの密室。何が起こっても不思議ではないのです。本当にぞっとします。私はこの先生を一人にしないためにボランティアで随分教室に入りました。先生はやりにくそうでしたけど。

教育委員会にもこの事を話し、加配の先生をお願いしたのですが(だめもと)特に動いてはくれませんでした。でも、先生の態度が変わったので、きっとお達しがあったのではないかと思います。真相はわかりませんが。

その頃、goriはしゃべる前に「ぱっ ぱっ」と言うようになってしまいました。そう言うと喋れるんだそうです。自分であみ出した苦肉の策。でも、妙な感じでしたよ~。

この時のつまづき、発症した症状(強迫性障害)は形を変え出続けています。きっと、なくなる事はないのだと思います。今はしゃべりたい気持ちが強くなってるのかよく喋り、よくどもる(爆)

この先生との不幸な出会いは、goriにとってマイナスも大きかったけど、私にとって教訓となった事も多く、二人で大きな山を越えたような気がしています。

人生に必要な時に必要な人に出会い、今までやってこれたのだろうな~。そして、今、思春期突入していますが、落ち着いています。かわいいです。優しい子になってくれました。

自閉症の我が子の気持ちを理解したい。私のgoriとの関係の基礎はそこにあります。一番難しいことなのかもしれないし、あり得ないのかもしれません。

でも、せっかく私の所に生まれてきてくれた人です。これも何かのご縁でしょう(笑)

あ~goriの就学先(中学)が本当に決まったのは1月だったかな・・goriの一言で。

(追記)

就学に悩んでいる友人、またメールなどを下さる方達へ。

子供の将来も当然大事ですよね。でも、今あなたのそばにいる子供と仲良しになったらどうでしょう?一番の理解者であってほしいです。それが保障された上で、子供は我慢すること、やり通す力、指示に従おうとする気持ちが、育っていくのではないかな~と最近は思っています。多分、超えられない山はない・・休み休みでもゆっくり歩いていけばいいんではないでしょうかね~

辛いのはそれだけ相手(子供、旦那、友人)を想っているからですよ。と思う。

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息子[gori]の日々」カテゴリの記事

コメント

anさんがgori兄ちゃんのことを優しく見守って、応援して、力になってあげたから、優しいお兄ちゃんに育ってくれてるんでしょうね。それに今の学校をgori兄ちゃんが楽しんでるから、思春期も落ち着いて過ごしてるのかもね。学校や先生との信頼関係がこの子達に本当に大きな影響を与えるんだなぁ・・って。
「自閉症のわが子の気持ちを理解したい」これ、永遠のテーマかもね。

我が子のことは「親が一番分かってる」っていうのは、
たぶん、自閉症の子どもと暮らしていると実感する。
子どもに向き合って、寄り添って、働きかけて、、ずっとそうしてきたんだもん。。
gori君が、教室で起こっていたことを、つらいと感じ、お母さんに相談できたのは素晴らしいこと(mayukikには無理だ…)。
そして、うまく伝えられないクラスメイトたちも、ふたりのおかげで窮地から脱することができたんだね。
教師の質、以前の人間の質が問われること。学校って、そう言う意味で、気をつけなくちゃいけない場所なんですよね。

こちらでははじめましてです。
anさん、ありがとう。
本当に勇気づけられました。
この時のgori君の気持ち考えると胸が痛くなります。
でも人って成長していくんですね。

>ちかさん
長~くて重~い記事にコメントありがとう。
いつも優しくは出来ないんだけど・・・でも優しさを要求されるからな~。「もっと優しいママが好き」「ママ笑って」とかね。わたしゃ人形じゃないんだからよ~トホホって感じ。でも、うちのは感受性が人一倍強かったようでやっぱ、扱いにくかったんでしょう。
でも、親子の関係がしっかりしていればきっと、何でも乗り越えていけるんじゃないだろうか。永遠のテーマを追いながらね・・・

>mayu-mama さん
またまた、長~くて重~い記事にコメントありがとう。
>子どもに向き合って、寄り添って、働きかけて
本当にそうだよね。一緒だよ一緒。
この体罰のことは、どこにも書かなかった事。で、もう過去の事と思っているのだけど、やっぱり時々goriの激しいどもりを聞いていると思い出してしまうのよ。あの頃の暗い顔を・・・辛かったろうなぁと。

先生も人間。だから感情もあるしイライラもするだろうけど、障害児に体罰ってのは絶対許せない。それ以来、先生を信用出来なくなったよ。素晴らしい先生もいっぱいいらっしゃると思うのだけど。

>まさこさん
こんにちは。
こちらこそありがとう。長~くて重~い記事にコメントしていただいて。
読むだけでも大変だったでしょうに(笑)
多分、人っていろんな物背負って、生きていくんでしょうね。
これからも勇気、分け合っていきましょう。

anさん、読ませて頂きました。
で、暫くコメント考えたんですが、私とまぐ坊が過して来た日々と重なってしまって、何から書いて良いか・・言葉が次から次へと出てるんだけど、収拾つきません(まとめるの下手で・爆)でも、まぐ坊を障害の事もひっくるめて、1人の人間としてそのままを受け入れて、環境を整えてあげて、愛されてるって安心すれば、子供って芽を出して、伸びて行くんですよね。痛い事も辛い事も乗り越えて、やっと気付いたように思います。まぐ坊も、goriお兄ちゃんのように、優しい子に成長してくれますように。心にしみる記事、ありがとうございました。

>瞳さん
長~くて重~い記事読んでいただいて、コメントまでありがとう。
私もまとめるの下手で(あ~失礼、私は、でした)いつも長くなってしまうんですよ(ーー)一人一人にあった環境なんて、無理だと思うけど苦痛を感じる場所だけは避けたいよね。毎日通うところだから。
>愛されてるって安心すれば、子供って芽を出して、伸びて行くんですよね
本当にその通りだと思います。
しかし・・・うちの子優しいけど、マジでしつこい!これだけは辛いけどのぉ~

 障害児に接するものとして、すごく考えさせられます。私たちも人間ですから、いろんな状態のときがあるでしょう、それでも、体罰はやはり許されるものではありません。
 人と人だから難しい、しかし、人と人だからこそ喜びもある。私も初心を忘れないようにしたいです。

>やえもんさん
長~くて重~い記事にコメントありがとうございます。
先生はプロでこれが良いと思ってやってくださっていると言うことはよく分かっているのですけどね、保護者の考えもみな違います。
でも、自分に自信がある人ほど指示が通らない時のストレスって大きいみたいですよね・・
>人と人だから難しい、しかし、人と人だからこそ喜びもある
本当にそうですよね~

進路決めの時期にその先生はきつかったでしょうねぇ・・
お察しします。

>人生に必要な時に必要な人に出会い、

しかし、現在そう言い切ってしまえるように
なったと言う事は現在の親子関係も
gori君の状態も安定している証拠。
わずか一年でここまで変われる!ステキ!

今、自分が悩んでいる事も、anさんのように
来年はすでに肥やしとして語れる時が来る事を
願わずにはいられぬくめくめです(笑)。

>くめくめさん
コメントありがとうございまする。
goriのちょっと先を行く自閉君を、いつも見守っらせて?もらっている私です。
ブログを読ませていただいていると、何気にうちのとダブルところもあったりして。

くめくめさんの文章には励まされたり、涙したり(自分勝手に)ぶっふ。って感じで笑わせてもらったりしています。
メインHP作ったときから、リンクフリーとあったのでリンクさせていただいてました。

>今、自分が悩んでいる事
部活とか受験とか色々あるんでしょうんね~
でも、きっとくめくめ流で乗り切ってくれるはず・・・応援してますぅ。

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